なるほど・ザ・MUSIC📖

謎の6年間(27歳〜33歳)

27歳の誕生日から作詞作曲を始めたhidekiですが、作った歌にボーカルを吹き込む(ボーカル学校に入所する)までに実に6年もの歳月が流れています。なぜ33歳まで秘密裏に作詞作曲ばかりしていたのか。これには二つの背景が絡んでおり、一つは「当時27歳だったために(配信時代じゃないので)そもそも音楽デビューが頭になく何歳までに何曲作らなきゃならないといった時間的制約がなかった」という背景、もう一つは「当時は夜勤で世間が寝静まってる間に作詞作曲をしていたためインスピレーションを遮る人的、物理的要素に遭遇しなかった」という背景があります。つまり作品づくりをする上で『妨害のない環境』が壊されることなく延々と続いたため「作った歌を誰かに披露したい」とまでは思わなかったというのが1番の理由です。本当は「40歳までこのままでいよう♪」と考えていたのですが『40歳以降になると加齢で声が出なくなる』という話から渋々、33歳でボーカル学校に入所したというわけです。

ボーカルの才能

hidekiのボーカルに関してはひとえに「努力の賜物」です。誤解されている方も多いのですが、hidekiの専門分野はあくまで創作(作詞作曲)分野でありパフォーマンス(ボーカル)分野においての才能はありません。ある程度の歌唱センスは持ち合わせていますが『堀江美都子』さんなどと比べればその差は一目瞭然です。ただし、ボーカル学校に7年も通い詰めていたため(そこまで練習するシンガーソングライターもいないので)その辺の成果が歌唱センスにプラスされていることは確かです。もしも思春期にある少女少年たちがある程度の歌唱センスを持ち合わせているのなら、努力次第でhidekiくらいにはなる、と覚えて頂ければ幸いです。

LIVE

最も質問の多いLIVEについてですが、hidekiは27歳からほぼ創作活動一筋で来ており、LIVEのノウハウも人脈もないので今のところその予定はありません。繰り返しますがhidekiの専門はあくまで創作分野(作詞作曲)でありパフォーマンス分野ではありません。そもそもLIVEへの興味自体が世間の方々以上に無いくらいです。ただ30代の頃にスポットでLIVE出演した経験が何度もあるので人前で歌うことに関しては決して素人というわけではなく、あくまで「要望がなければやらない」というスタンスです。そのため「老後に友人を3〜4人集めてピアノの弾き語りをやる」という夢だけは持っており、たまに曲目を考えてピアノを叩いたりもしています。

「夏」は歌わず?

hidekiは毎年7月から9月までの3ヶ月間は私生活でも全く歌いません。実はhidekiに限らず、夏にライブやボーカル収録を避けるミュージシャンは意外と多いんです。これは単に夏嫌いという理由だけではなく主に体調面によるものです。夏になると気圧の変化が激しくなりますが、気圧が上がると締め切った防音スタジオ内では耳閉塞感(耳が詰まった感じ)が頻繁に生じます。耳の弱いhidekiはこの症状が特に出やすく、日によっては1時間しかスタジオに入ってられません。また、汗っかきでもあるのでカロリー消費が大変激しく気温の高い日に歌うとあっという間に体力を消耗してしまいます。かといって冷房をつけて歌えば満足な発声も出来なくなるため、ことごとく夏に不向きな体質であるというわけです。よって10月から発声練習に入り11月から本格的に歌い始めるというのがここ10年のhidekiのスタンスとなっています。

まだまだ知りたい事があれば
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生まれて初めての作曲

27歳から突然作曲を始めたhidekiですが、それが初めてかと言えばそうでもなく、さらに10年さかのぼった17歳の頃に生まれて初めての作曲をしています。当時、同級生の女子を題材にhidekiは遊び半分でアイドルソングのような歌を3つ作曲しました。そのうちの1曲を聴いた音楽教師が早々にhidekiの音楽的才能を指摘したにも拘らず、hideki自身は作曲をただの偶然と勘違いし(作家を目指していたこともあり)まともに取り合わなかったのです。しかし、その時の3曲について「そういえばなんであの時いきなり3曲も歌が作れたんだろ…??」という疑問だけは26歳まで延々と残っており、その過去があっての27歳からの唐突な作曲であったと考えられます。

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