アルバム・テーマ
誕生と決意
ジャケットデザイン/hideki
リトルボイス誕生and
ペンギンの交ざる音楽会
(2019)
〈1stアルバム〉
01.リトルボイス誕生
02.全て総てはなるようになる
03.俺たちに歌う歌はある
04.空からヤッホー!
05.メドゥーサの木の下で
〈2ndアルバム〉
06.ペンギンの交ざる音楽会
07.今月の山羊座
08.吾輩は歌手である
09.君の愛を胸に〜鼓動
10.Man&Dog
11.Ready Go!~歌の聴こえる場所へ~
企画 :hideki ことりゆう SoLua
プロデュース:hideki
hidekiのデビューアルバムです。本作は1stアルバム(〜5曲目)と2ndアルバム(6曲目〜)の2作品を合わせたWタイトルの結合型姉妹アルバムとなっています。企画はhideki、ことりゆう、SoLuaの3人です。
「3人のアルバム」を作るはずが
hidekiさんの「デビューアルバム」になっちゃったんだね🎵
序章/「hideki」なる山羊座
どのみち潰すつもりだろ だったら好きに生きてやる
Open♪
ライナーノーツ🖊️📃
【STORY】
2014年2月。ボーカル学校でhideki(36歳)が“最後”と決めていたライブ出演を終えたあと、音楽仲間のことりゆうがそのタイミングでコラボレーションの話を持ちかけてきました。困惑するhidekiでしたが「ライブは無理だけど音源でなら…」と答えたことで二人の間に思いがけず『アルバム作り』が企画されることとなります。ほどなくして転職活動で暇を持て余していたSoLua(ことりゆうの親友)も加わり企画は『仲良し3人組のアルバム作り』へと改められました。ところがその直後、人生を一変させるようなツラい出来事が2度にわたってhidekiの日常に襲いかかります。ことりゆう、SoLuaの両人が見守る中、hidekiがせめてもの救いをその『アルバム作り』に求めてしまったことで、遊び半分の企画が思わぬ方向へと展開してしまいました。
…リトルボイス誕生。
3人で企画したアルバム制作をhidekiが(半ば暴走気味に)一人でプロデュースしてしまったのが、この「1st&2ndアルバム」です。ご鑑賞の前に、このアルバムが「予期せず誕生してしまったデビューアルバム」であることを予めご理解下さい。
リトルボイス誕生and
ペンギンの交ざる音楽会
(2019)
〈1stアルバム〉
01.リトルボイス誕生
02.全て総てはなるようになる
03.俺たちに歌う歌はある
04.空からヤッホー!
05.メドゥーサの木の下で
〈2ndアルバム〉
06.ペンギンの交ざる音楽会
07.今月の山羊座
08.吾輩は歌手である
09.君の愛を胸に〜鼓動
10.Man&Dog
11.Ready Go!~歌の聴こえる場所へ~
全曲/作詞作曲編曲ボーカル&コーラス=hideki
リトルボイス誕生 and ペンギンの交ざる音楽会
01.リトルボイス誕生/
アルバムのプロローグであり僕の音楽人生のプロローグでもあります。人生の分岐点となった2014年(36歳)の夏、「不安」や「苛立ち」や「覚悟」など様々な感情を吐き出す思いでマイクに向かってシャウトしたことを覚えています。
02.全て総てはなるようになる/
音楽仲間SoLua(ソルア)にねだられて作ってあげたポピュラーソングです。どことなく歌詞が淡白に感じられるのは「じゃあ適当なお題出してくれ」と彼女に求めたところ「B型」「看護師」「年末」と本当に適当なお題しか出してこなかったためです…。
03.俺たちに歌う歌はある/
「hidekiとことりゆう」をモチーフに作ったハードロックです。東日本大震災を受けて作った歌でもあります。
04.空からヤッホー!/
もともとプライベートソング(非公表の歌)として作っていたものです。素敵な曲だと言われますが導入のキッカケを作ったのはSoLuaです。
05.メドゥーサの木の下で/
ニュースを観ながら作ってたせいで映画音楽のようになってしまった曲です…。「桜の木の下」「イチョウの木の下」「大きな玉ねぎの木の下」と「木の下」シリーズ数あれどいかにも自分らしいタイトルだなと自負しています。ここまでが1stアルバムとなります。
06.ペンギンの交ざる音楽会/
ここからが2ndアルバムです。ボーカル収録の順が「リトルボイス誕生」(タイトルナンバー)の後だったのでずいぶん声を枯らしてマイクに臨んだ記憶があります。作詞作曲の順から言えばこの歌が最も古いオリジナル曲となります。
07.今月の山羊座/
当初は別のアルバムでの発表を考えたのですが自分がポップミュージシャンではなく「ロックミュージシャン」であることを早々に示すべく導入を決めました。個人的に1st&2ndアルバム一番の傑作だと思います。
08.吾輩は歌手である/
1st&2ndアルバム制作期間の最後に作った歌です。よってこの歌のみ、年明けすぐの誕生日をまたいだため制作時の年齢(37歳)が夏目漱石が『吾輩は猫である』を執筆していた年齢(37歳)と一緒になってしまいました…。(仲間内にだけ自慢しています)
09.君の愛を胸に〜鼓動/
2つの曲を1つのクレジットで繋いだ1st&2ndアルバムのハイライトです。『鼓動』の歌詞についてはほとんど書いた時の記憶がないため、毎回聴き返す度に「おお♪イイ歌詞書いてんなあ」と他人事のように思ってしまいます…。
10.Man&Dog/
前曲「鼓動」までの荒々しい流れを鎮めるべくクールダウンの意味で導入したジャズ小品です。1st&2ndアルバムはもともと個別に分かれていたため、単体での2ndアルバムはこの歌がラストソングでした。ちなみにこの歌のフルバージョンはペンギンの知らない音楽会第3弾アルバム「Man&Dog1」で聴くことができます。
11.Ready Go!~歌の聴こえる場所へ~/
(1stアルバムと2ndアルバムを結合したことから)壮大なコンセプトアルバムの余韻を『Man&Dog』だけで担うのは役不足と判断し導入した歌です。提供曲として作っていたのでやや作風に違和感を覚えるかもしれません。