4thアルバム

アルバム・テーマ

末っ子育ち

ジャケットデザイン/hideki

こちら深夜の「末っ子電話相談室」
(2022)

01.彼女の仕事
02.Information〜末っ子電話相談室〜
03.未来の恋人
04.ラスト・ステージ
05.姉
06.MOTHER
07.多分ムリだと思う
08.MY BROTHER 
09.こちら深夜の「末っ子電話相談室」
10.第2の眼差し
11.私は私

プロデュース:hideki

あらゆる表現を駆使した実験的ロックアルバムです。「ワガママ勝手で甘えん坊」を自覚する男女二人とそれを見守る一人の長女育ちの物語をお楽しみ下さい。

盟友「ことりゆう、SoLua」の二人から
離れて作った最初の完全オリジナルアルバムだよ♪

序章/仲がイイね彼女は言います

仲がイイわけじゃないんです
誤解なきよう
曲/Information〜末っ子電話相談室〜

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ライナーノーツ🖊️📃

【STORY】

舞台は1990年代後半(各家庭にまだ「固定電話」が備え付けられていた頃の話)。同じ大学の友人同士でもある男女が、毎週のように暇つぶしの長電話を楽しんでいました。あるとき二人は「似たような考え」「似たような行動」「似たような失敗談」から自分たちが互いに“末っ子育ちである”という共通点に気が付きます。なぜこうも周囲とうまくいかないのか、言われるほど「ワガママ勝手で甘えん坊」なのか、そんな共通の悩みを抱える二人を穏やかな眼差しで見つめる長女育ちの友人。

…役者は揃いました。


こちら深夜の「末っ子電話相談室」

01.彼女の仕事
02.Information〜末っ子電話相談室〜
03.未来の恋人
04.ラスト・ステージ
05.姉
06.MOTHER
07.多分ムリだと思う
08.MY BROTHER
09.こちら深夜の「末っ子電話相談室」
10.第2の眼差し
11.私は私

全曲作詞作曲編曲ボーカル&コーラスhideki

こちら深夜の「末っ子電話相談室」

01.彼女の仕事
ゴスペル調のオープニングソングです。このアルバムは「末っ子育ち」がテーマですが、この歌では見ず知らずの幼い姉妹に目を向ける長女育ちの女性に焦点を当てています。

02.Information〜末っ子電話相談室〜
次の曲『未来の恋人』と連動するアルバムのプロローグです。制作当初は次に来る曲が『未来の恋人』ではなかったため後半部分はしばらく別の歌詞で歌っていました。

03.未来の恋人
90年代風ポップスです。デモテープの段階でとても反響が大きかった歌でもあります。

04.ラスト・ステージ
演歌テイストのロックバラードです。「親世代にも聴いてもらいたいと思って作曲した」と言ってたらしいのですが完成した頃には「そんなこと言ってたっけ??」といういい加減な自分もチラッと。

05.
作詞作曲は問題なく進んだのですが、この曲に必要な“前奏”がなかなか思い浮かばず一時は歌の完成そのものを諦めていました。しかし「分かんないなあ…」と何気に弾いた冒頭のピアノ伴奏がドンピシャではまり唐突に完成に至った作品です。ちなみにその当時の苦悩も記録してしまおうとピアノ伴奏は録り直さずその時のまま(デモのまま)の状態で本編に組み込みました。

06.MOTHER
実験的バラード作品です。元は4分の4拍子の穏やかなバラードだったのですがリズムを4分の3拍子に切り替え、2番の歌詞もバッサリ切り捨て、あらゆる無駄を削いだのちにこの形態へと辿り着きました。傑作の一つと捉えています。

07.多分ムリだと思う
末っ子育ちの女性に焦点を当てた歌です。中盤のコーラスでは風邪を引いた日にわざとマイクに向かい、鼻声を混ぜることで「二度と再現できないコーラス」を作るという暴挙?に出てみました。個人的に大好きな歌でもあります。

08.MY BROTHER
“海の見える丘の上の別荘で「末っ子たち」が大切な誰かを待っている”という光景を歌にしたものです。このアルバムを作るキッカケとなった歌でもあります。デモテープを聴いた音楽関係者の「カッコイイなあ」という歌の感想が自分としてはちょっと意外でした。

09.こちら深夜の「末っ子電話相談室」
アルバムのタイトルナンバーで当アルバムの主役となる末っ子育ちの男女の通話を歌にしたものです。ちなみにこの歌は動画「序章〜仲がイイねと彼女は言います」ともリンクしているので併せてお楽しみ下さい。

10.第2の眼差し
アルバムのハイライトです。アルバムタイトルからして“前曲「こちら深夜の『末っ子電話相談室』」がハイライト”という大方の予想を覆すべく作った歌です。仮タイトルは「大団円」であり、この歌こそが4thアルバムを締めくくる一曲となります。

11.私は私
『彼女の仕事』の続編(姉妹曲)です。自由奔放な末っ子育ちやワンパクな子供の生き方に惹かれる長女育ちの視点となります。


2016年、単体で作った「MY BROTHER」を皮切りに(まだ制作中だった)「3rdアルバム/女王の座」と並行する形で制作をスタート。後見人不在をいいことに「これやってみよー♪」「あれやってみよー♪」と末っ子よろしく好奇心の赴くままにやりたい放題の収録を繰り返し、終わってみれば「実験的なアルバムだったなぁ(笑)♪」という印象。親や教師たちに叱られてきたイタズラ心いっぱいの性格が上手いこと作品に反映してくれました。


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