アルバム・テーマ
社会人女性の恋
ジャケットデザイン/hideki
女王の座 (2020) 01.森を見つめる王子様 02.玉座の憂い 03.バスの中は映画館 04.女王の座 05.あなた以上に愛した人はいない 06.6度目のお手洗い 07.妖精集団のイタズラ 08.私、何してんだろう 09.君なら大丈夫 10.Whisper-妖精集団ふたたび- 11.森の向こうの「2355」 協力 :ことりゆう プロデュース:hideki
架空世界と現実世界を融合したポップアルバムです。盟友「ことりゆう」の血が混ざっているためロックな前作とは違い大衆的で柔らかなコンセプトアルバムとなっています。
ある意味「合作」なんだね♪
序章/明日は晴れるかな
一体あの城の中で
何が起きてるというのだ
Open♪
ライナーノーツ🖊️📃
【STORY】
主人公は会社勤めの30歳。親友のメグミに「悲観の女王だ♪」とからかわれるほど後ろ向きな彼女ですが、ある日、以前より気にかけていた職場の同僚から思わぬデートの誘いを受けることとなります。ところが。彼女が無意識に発した言葉のせいでせっかくの話がキャンセルに。改めることのないマイナス思考により自ら不幸を招いていることに気付いた彼女。二人を引き合わせた妖精たちですら予想外の展開に打つ手もありません。 果たして彼女は、長い間腰を下ろしてきた「女王の座」から退くことが出来るのでしょうか。
それとも。
女王の座
01.森を見つめる王子様
02.玉座の憂い
03.バスの中は映画館
04.女王の座
05.あなた以上に愛した人はいない
06.6度目のお手洗い
07.妖精集団のイタズラ
08.私、何してんだろう
09.君なら大丈夫
10.Whisper-妖精集団ふたたび-
11.森の向こうの「2355」
全曲/作詞作曲編曲ボーカル&コーラス=hideki
(11.「森の向こうの2355」作詞=hideki&ことりゆう)
女王の座
01.森を見つめる王子様/
音楽界では前代未聞の?「キーを間違えたまま収録してしまったOKテイク」です。後日半音上げて録り直すつもりが、そのことを忘れたままハーモニーをかぶせてしまい、そのまま完成させてしまいました。特に大きな問題もないのでキーの件はなかったことにしています…。
02.玉座の憂い/
アルバムのプロローグです。短い歌ながら何テイクも録ることになり、アルバム制作終了間際まで録り直していた歌でもあります。
03.バスの中は映画館/
音楽関係者の方々から非常に高い評価を受けている曲です。「ミュージシャン受けがいいほど世間受けが悪い」と言いますが、この歌も例外ではありません。
04.女王の座/
架空世界と現実世界の融合というアルバムコンセプトはこの歌の完成から思いつきました。ストリングスを使ったクラシカルな伴奏もこの曲の魅力の一つです。
05.あなた以上に愛した人はいない/
おそらくはこれまでの最高傑作です。偶然もありますが詞曲ボーカル共にほぼ完璧に出来上がった作品です。どういう流れだったか覚えていませんが最初にデモテープを聴いたのはSoLuaであり、彼女がやたら褒めてくれたことでこの歌の重要性に気が付かされたというノンキなエピソードもあります。
06.6度目のお手洗い/
当アルバムおよび、アルバム「女王の最新曲」(ペンギンの知らない音楽会)までの一連の女王物語において最も重要な曲がこの歌となります。このアルバムを純粋に“コンセプトアルバム”として楽しみたい方はこの歌を最初に頭に入れた上で物語を追いかけてみてください。…歌詞に関して面白いトラップに気付くかもしれません。
07.妖精集団のイタズラ/
耳鼻科のロビーで男女が出会う歌です。6曲構成(CD用)の構想段階ではアルバムに“妖精”を出す考えはなかったのですが、おかげで想定外のファンタスティックなアルバムへと変貌してくれました。
08.私、何してんだろう/
心理学でいう反動形成を歌ったものです。アルバム内で最も制作に時間が掛かった歌でもあります。ボーカルが大変難しく200テイク以上は歌っているのでこの歌と「あなた以上に愛した人はいない」は本当にもう食傷気味です…。
09.君なら大丈夫/
アルバムのハイライトです。もともと3rdアルバムはこの「君なら大丈夫」と「女王の座」の2曲の完成をキッカケに制作をスタートさせました。よって11曲構成のコンセプトアルバムにすることを想定せずに作った3分40秒で終わる音源もあり、本作はアルバム用に再編した完全版ということになります。
10.Whisper-妖精集団ふたたび-/
当初はタイトル通り本当にささやき声で歌っていたのですが、「聴こえねーわ」「アホくせーわ」ですぐボツにしました。配信規定により無音部分はカットされていますがプロットのアナログ盤では「君なら大丈夫」のあと20秒ほどの長い間隔をとってこの歌が始まるようにしていました。
11.森の向こうの「2355」/
実験的ロックです。歌詞の一部は「ことりゆう」のオリジナル曲から引用したものです。「サイケデリック・ロックで使う」と言ったら拒否されると思ったので曲のことは黙って引用の許可をもらいました…。個人的にアルバム内で一番好きな歌でもあります。